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【仏教の新聞記事 • 日語版】

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神話の霊獣姿現す バーミヤン仏教壁画

【東京新聞】 2006年7月25日,火曜日

アフガニスタン中部バーミヤン遺跡の石窟で壁画修復によって確認されたペルシャ神話の霊獣「シームルグ」とみられる絵柄 (中央)。右側にはガンダーラ風の唐草模様が 描かれ、左には牛が描かれている(共同)

アフガニスタン中部の世界遺産バーミヤン遺跡で保存・調査活動に当たっている独立行政法人文化財研究所のチームが二十五日までに、石窟 (せっくつ)内の七世紀の仏教壁画を覆っていたすすの除去に初めて成功、ペルシャ神話の霊獣「シームルグ」とみられる絵柄が描かれているのを確認した。同 じくペルシャ起源の「グリフィン」とする指摘もある。いずれの絵柄でもバーミヤンで鮮明な形が確認されたのは初めて。

霊獣は一-五世紀に仏教美術が繁栄したガンダーラ風の唐草模様とともに描かれていた。同遺跡に詳しい和光大の前田耕作名誉教授(アジア 文化史)は「シームルグと唐草模様との組み合わせは独自とみられる。シルクロードの要衝として東西の文化が融合し、発展したバーミヤン仏教文化を研究する 上で極めて重要な発見だ」と話している。

霊獣の絵柄が見つかったのはアフガンの旧政権タリバンが破壊した東西の大仏立像跡の間にある石窟内。仏などが描かれている天井の一部を 三角形に区切る縦約六センチ、横約四十五-六十センチの梁(はり)の中央部にあり、鳥のような鋭いくちばしに獅子のような胴体、翼があり、牛と向き合って いた。

ウェブサイト: http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060725/eve_____kok_____000.shtml



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